前回は「結露対策の定番!カビの発生を防止できる「結露取りワイパー」」という記事を紹介しましたが、正直言って結露取りワイパーを毎回使っている暇なんてないという人もいることでしょう。
でも、だからといって結露を放っておくとカビの原因になってしまいます。カビは人体にも悪影響ですし、賃貸物件にお住まいであれば善管注意義務を怠ったという理由で退去時に余計な費用を請求される可能性だってあるんですよ。それは困りますよね。
そこで、もし結露取りワイパーなどで毎日対処する時間があまり取れないという人は、結露防止断熱シートを使ってみてはいかがでしょうか?
これは「ニトムズ 窓ガラス 断熱シート フォーム 徳用2P E1600」というアイテムです。
使い方は、水をつけて窓ガラスに貼るだけ。剥がした時にノリ残りもないので賃貸物件でも安心です。
また、結露防止効果だけでなく断熱性の高い3層の特殊ポリシートと空気層のダブル効果で室内の暖房効率もアップさせてくれます。むしろこのアイテムは断熱効果のほうがメインですね!
シートはいわゆるプチプチのような感じですが、本物のプチプチは片面にしかフィルム面がないのに対してこの商品は両面フィルム貼りしている為、プチプチの凹凸の間に空気が閉じ込められることにより断熱効果を発揮するそうです。また、断熱効果の高い特殊素材も使用されているとのこと。
▲シートが貼れる面ですが、「網入りガラス」の場合は温度変化でガラスが割れることがあるので完全にNGです。
それから、凹凸面(ザラザラした窓)には水貼りができません。その場合は別売りの「省エネ断熱シート用超透明シール」が必要となります。
私は恥ずかしながら誤って網入りガラスにシートを貼り付けてしまった経験があります。早く気がついたのでガラスが割れることはありませんでしたが、これから使用する人は十分気をつけてください。
窓にシートを貼り付けると少し部屋の美観を損ねてしまうかもしれませんが、こまめに結露を取る時間がない人は結露の多い時期だけでも活用する価値はあると思います。気になった方はぜひお試しください。