築年数の古い物件だと配管(パイプ)が洗面所やトイレなどに剥き出し状態で設置されていることがあります。
私の実家もそんな感じで、トイレやキッチンには剥き出しの配管が設置されているのですが、ある一箇所の配管だけ塗装がボロボロと剥がれてきてしまいました。
なんでここだけ剥がれてくるんだろうと疑問に思ったのですが、手で触ってみると、ときどき配管が温かいんですよね。これはたぶん上の階のお風呂と繋がっているからです。だからお風呂のお湯の熱で排水管の塗装が剥がれやすくなるんだろうと思います。
どんなふうに剥がれてくるかと言うと、下の写真のような感じ。↓(汚くてすみません…)
ボロボロと剥がれて床に落ちた塗装を掃除するのは面倒ですし、正直見た目も汚いですよね。
そこで私はこのボロボロの配管に防食テープを巻いてみることにしました。
上から塗装を塗り直してもよかったんですが、また剥がれ落ちてくる可能性もありますしペンキを塗るよりもテープでグルグルと巻いたほうが楽チンですからね。
ニトムズ 防食テープ No.51 灰色(75mm ×10m)
すでに冒頭にも写真がありますが、今回私が使った防食テープは「ニトムズ 防食テープ No.51 灰 75mm×10m」(防食用ポリ塩化ビニル粘着テープ)という商品です。
「ニトムズ 防食テープ No.51 灰」の特徴は以下の通り。
すぐれた電気特性・耐薬品性を持つ塩化ビニル基材に、合成ゴムを主成分とした粘着剤を厚く塗布し、すぐれた耐久性を発揮します。また、柔軟性に富んでいるため、巻き付け作業がしやすく、低温での作業やジョイント部・屈曲部の施工にも適しています。
用途は以下の通りです。
・配管などの保護 ・各種結束、色分け ・床のライン用
今回私が買ったのは「75mm ×10m」です。「50mm ×10m」というサイズもありますが、配管にグルグルと巻きつけるだけなので幅が広いものを選びました。
ただ私の場合はちょっと失敗してしまいまして、高さが約3mの配管に巻きつけたのですが、防食テープがひとつでは足りませんでした。
どれくらい足りなかったかというと、配管の3分の1くらいです。なので結局あとからもうひとつ買い直して足りなかった部分に継ぎ足すことになってしまいました。
それからもうひとつ注意してほしい点があります。それは壁と配管の距離が近すぎないかどうかです。近すぎるとテープが隙間に入らず、一枚一枚はさみで切りながら巻きつけていくハメになります。(私はテープが少なくなって隙間に入るようになるまでハサミを使いました。その際はテープとテープの継ぎ目が配管の裏側にくるようにすると見た目がキレイになります)
あと巻きつける時のコツですが、テープをちょっと伸ばしながら(引っ張りながら?)巻きつけていくと割とキレイに巻けます。テープを剥がすのに力が必要で思ったより疲れます。(ガムテープみたいに軽い力で剥がすことはできません)
ちなみに「ニトムズ 防食テープ No.51 灰 75mm×10m」のお値段は1,413円。割とします。もっとお安い商品もありましたが、商品説明を見てこちらに決めました。上から熱いお湯が流れてきますからね。
で、巻きつけたあとの写真はこちら。↓
便宜上引きの写真が撮れないのですが、これだけでも塗装の剥がれた配管よりかなりキレイな見た目になったことが分かってもらえると思います。
ということで、うちの配管も塗装が剥がれてくるよ〜って方は参考にしてみてください!