今回ご紹介するのはパナソニック初の4人用食洗機「NP-TSP1-W」です。
「NP-TSP1-W」は、タンク式と分岐水栓式の両方に対応し、工事不要で設置できる手軽さが魅力です。賃貸住宅でも使いやすいスリム設計ながら、4人分の食器を一度に洗える大容量を実現しています。
本記事では、この「NP-TSP1-W」の特徴、使い方、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。
【本記事のポイント】
- パナソニック食洗機 NP-TSP1-W の特徴
- 使い方(タンク式の場合)
- メリット・デメリット
パナソニック食洗機 NP-TSP1-W の特徴
基本スペック
項目 | 詳細情報 |
---|---|
ブランド | パナソニック (Panasonic) |
商品の寸法 | 幅55cm × 奥行き34.1cm × 高さ60cm |
容量 | 36L |
色 | ホワイト |
制御タイプ | タッチ操作 |
騒音レベル | 39dB |
付属コンポーネント | 排水ホース(1本・約1m)、ホースバンド、お試し用洗剤、吸盤、背面カバー、小物入れ、給水カップ |
重量 | 19kg |
価格(執筆時) | 87,699円 (税込) |

タンク式&分岐水栓対応
NP-TSP1-Wは、工事不要で取り付けられる「タンク式」と分岐水栓を取り付けて使用する「分岐水栓式」の両方に対応しています。これによりキッチンの環境に合わせた使い方が可能です。
- タンク式:水を給水カップで注ぐだけで使用できるため工事不要で賃貸住宅でも導入可能。
- 分岐水栓式:別売の分岐水栓を使い給水ホースを接続して使用。
スリム設計で設置しやすい
幅55cm×奥行34.1cmとコンパクトながら約4人分の食器(24点相当)を収納可能。
さらに、上にスライドして開けるリフトアップオープンドアが採用されているため、食器を出し入れする際に食洗機の前のスペースをふさぐこともありません。
節水効果で経済的
食器洗い乾燥機を使うことで手洗いよりも大幅に節水できます。
NP-TSP1-Wなら4人分の食器を洗う際の水の使用量が手洗いと比べて約1/6に抑えられます。

使い方(タンク式の場合)
- 食器を入れて食器洗い専用洗剤を入れる
- 食器をラックに並べ、食器洗い専用洗剤を入れる。(台所洗剤はNG!)
- ドアを閉めて電源を入れ、給水
- ドアを閉めて電源を入れ、「ピピピ」と3回音が鳴るまで付属の給水カップでタンクに水道水を注ぐ。水の量は約9L(給水カップ約4.5杯)。
- 汚れレベルを選んで食器を洗う
- 汚れレベルは3パターン(L1/L2/L3)から選べる。食器が少なく汚れも軽いときはL1、食後から数時間経過しているときや油汚れの多い食器、調理器具を洗うときはL3がおすすめ。
- 食器を取り出す

メリット・デメリット
メリット
- 工事不要のタンク式ですぐに使える。
- 分岐水栓対応で便利な給水方法も選べる。
- スリム設計でコンパクトなキッチンでも設置しやすい。
- 節水効果が高いため水道代の節約につながる。
- 39dBの低騒音設計で夜間の使用も安心。
設置スペースについて
必要な設置面は、横53cm、奥行き26.3cmとなります。必要設置面が本体サイズより小さい理由は、本体下部の設置面が本体より小さく設計されているためです。あくまで必要設置面ですので、空間スペースは本体サイズ分以上必要な点にご注意ください。(本体と壁の間は0.5cm以上の空きが必要です)
また、ドアを開けた状態にすると本体の高さが高くなるため、設置スペースに必要な高さは最低でも72cm以上となります。(上の空間はできるだけ空けて設置してください。排気口から蒸気が出てるため結露の原因となります)
さらにドアを開けると本体前方に突き出した状態となることも考慮して設置する必要があります。
デメリット
- タンク式は毎回水を注ぐ必要がある。
- 分岐水栓を使う場合、別売の部品が必要。
- 大型の調理器具は入りづらいことがある。

まとめ
パナソニックのNP-TSP1-Wは、タンク式と分岐水栓式の両方に対応した便利な4人用食洗機です。
スリムながら大容量で、手洗いよりも節水・節電が可能。賃貸住宅でもすぐに導入できる手軽さが魅力です。タンク式なら工事不要で使い始められ、分岐水栓を取り付ければ給水の手間が省けてさらに便利に!
家事の負担を減らしたい方や、節水・節電を意識したい方におすすめの一台です。